筆者はクレジットカード業界に携わって長いですが、その期間だけでも毎年どんどん新しいクレジットカードが登場しています。
- 年会費無料カード
- ポイント高還元率カード
- ゴールドカード
などなど。
正直、種類が多すぎてどれが自分に合っているのか分かりづらい状態となっています。
そこで今回は筆者が過去に実際に作った9枚のクレジットカードのなかから、本当におすすめのカードのみを紹介したいと思います。
もし、筆者と同じような境遇でどれが自分に合うのか?
悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
18歳から25歳なら最初の1枚として三井住友VISAデビュープラス

一番最初に作るクレジットカードというのは迷いますよね。
正直、2枚目以降であれば1枚目で不満に思っている部分をカバーできるクレジットカードを作ればいいです。
しかし1枚目というのは、なにも知識がなく、分からないことだらけです。
もし、あなたが18歳から25歳であれば、最初のクレジットカードは三井住友VISAデビュープラスがおすすめです。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料(※前年度に利用があることが条件) | 1.0%-2.5%(※入会後3ヶ月は5倍) | ワールドプレゼント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短3営業日 | 10-80万円 | 3.0%-7.5% | 無料(※2年目以降は前年度に利用があれば無料) |
このカードの特徴は主に3つあります。
- 1年に一度でも使えば、年会費はずっと無料
- クレジットカードを使ったときのポイント還元率がずっと2倍
- 入会半年後はポイント還元率が5倍
とにかく、負担にならなくてお得なクレジットカードが欲しいのであれば、三井住友VISAデビューカードがおすすめです。
学生向けカードとなっているので、年会費の負担もなく、クレジットカードを使えばポイントが貯まりやすいというシンプルなクレジットカードです。
貯まったポイントはUSJのチケットなどにも交換できるので、とりあえずの1枚を探すのであればピッタリのカードと言えるでしょう。

また、このクレジットカードは26歳以上になると自動的に三井住友VISAプライムゴールドというゴールドカードへ更新されます。
詳細記事はこちら:三井住友VISAデビュープラスからプライムゴールドカードへの更新と切り替えのタイミング

持っているだけでステータスが上がるカードは他にはありませんので、まずはクレジットカードに慣れるという意味でもおすすめしたいカードです。

ドコモのケータイをお使いならdカードGOLD

ドコモのスマートフォンをお持ちなら、dカードGOLDはぜひ持っておきましょう。
注意しなくてはいけないのは、このカードはゴールドカードなだけあって年会費が10,000円かかります。
しかしながらdカードではdポイントというポイントが貯まりますが、dカードGOLDを持っていれば年会費を払う以上のお得さが得られます。
- ドコモのケータイ料金の10%が毎月dポイントとして貯まる
- ローソンなど特約店で使うと3%割引が受けられる
- ドコモのスマートフォンで購入から3年間、最大10万円保障
とにかく、ドコモのケータイをお使いの人以外には魅力が少ないですが、もしお持ちのケータイがドコモなら検討する価値は大いにあります。
参考に、年会費10,000円の元を取るのであれば、ケータイ料金が毎月8,000円以上あれば1年間で約10,000円のポイントが貯まるので損をしない計算になります。
ポイントとなるのは、これがdカードGOLDを使わなくても貯まるというところです。これに加えてdカードGOLDでクレジットカードで決済すれば更にポイントが貯まります。
他の高還元率と呼ばれるカードよりも絶対にお得になるのでおすすめしたい1枚です。
http://credit-card-navi.com/dcard-gold-matome/
特別な記念日に半額でコースを食べれるアメックスゴールド

1年間に数回は、大切な人といつもよりリッチなお店で食事をしたい機会ってありますよね。
- 結婚記念日
- バレンタイン
- ホワイトデー
- クリスマス
などなど。
夜景の見えるレストランなどは、料理の美味しさやホスピタリティは素晴らしいですが、その分コース料金は高く設定されています。
ステータスカードとして有名なアメックスゴールドを筆者は新卒2年目の23歳で作りました。
年会費はかかってしまいますが、なぜこのカードを作ったのかというと、招待日和というサービスがあったためです。

この招待日和とは、指定のレストランで2名のコース利用で1名分が無料となるサービスです。
つまり1万円のコースを二人で利用すれば、会計は1万円となります。
つまり実質、5,000円/人の負担となり、これであれば背伸びしなくて済みますよね。
もちろん、コースの内容が質素になるということもありません。通常料金と変わらないサービスを受けられるのに料金が半額となるのがアメックスゴールドに付帯している招待日和というサービスの素晴らしいところです。
会食に使えるお店も多いので、気になる人はぜひ公式サイトをチェックしてみましょう。

Amazonでのショッピングが多いのであれば、オリコカード

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0%~2.0% | ORICOポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
– | – | – | 無料 |
筆者はちょっとした買い物であれば、わざわざ店頭に足を運ぶのが面倒でしたのでAmazonで買い物をすることが多くありました。
スキマ時間を見つけて、お店に足を運ぶよりもちょっとした時間でAmazonで注目して自宅に届けてもらえるのでとても便利です。
しかし、Amazonは一般的なECサイトとは違ってポイントが貯まらないのでなんだか損した気分になりませんか?
そこで筆者が考えたのが、クレジットカードのポイントでお得に利用しよう。ということでした。
Amazonでの買い物でポイント還元率が高くなるクレジットカードといえば、Amazonが発行しているAmazonクラシックとAmazonゴールドです。
この3枚を比較してみると、実は面白いことがわかります。
券種 | オリコカード・ザ・ポイント | Amazonクラシック | Amazonゴールド |
券面 | ![]() |
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Amazon還元率 | 2%(入会後半年間は3%) | 1.5% | 2.5% |
年会費 | 無料 | 1,350円 | 10,800円 |
パット見ていかがでしょうか。
Amazonのクレジットカードは実はポイント還元率がそこまで高いわけではないのです。しかも、年会費もAmazonクラシックから発生します。
その点オリコカード・ザ・ポイントなら、年会費無料でAmazonの還元率は常時2%。Amazonクラシックよりも高い還元率となっています。
しかも入会半年間はAmazonでの還元率が3%と高くなるので、この期間であれば年会費10,800円のAmazonゴールドよりも高い還元率となります。
正直、Amazon専用クレジットカードって使いにくいですよね。
しかしオリコカード・ザ・ポイントなら、他の用途にも使いやすいデザインとなっているので、このカード1枚でメインカードとしても問題ありません。
さらにはオリコカード・ザ・ポイントだけの特徴として、
- オリコモール経由でポイントを0.5%加算
- QUICPayとIDの電子マネー2つが搭載
という便利な特徴があります。
筆者の周囲にもオリコカード・ザ・ポイントをメインカードとしている人もいるので、Amazonの利用が定期的にある人であれば入会を検討されることをおすすめします。
Tポイント派ならヤフーカード
ポイントって各社で色々あるので迷いますよね。
筆者はTSUTAYAでCDやDVDを借りることが多いので断然Tポイント派です。
ファミリーマートでもポイントを貯められるので、気づいたら3万ポイントを超えていました。

そんなTポイント派のあなたならヤフーカードがおすすめです。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0%~3.0% | Tポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短2分 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 500円 |
ヤフーカードの特徴は大きく3つあります。
TSUTAYAの会員証をヤフーカードに統合できる
年会費が永年無料なのに最大10,000円分のポイントGET
ヤフーショッピングで使えばポイントが3倍貯まる
難しいことを考えずに、Tポイントをとにかく貯めやすいクレジットカードとして覚えておけばいいでしょう。
Yahoo JAPANのIDをお持ちなら申し込みもとても簡単でスピーディーに終わります。

ルミネで年に1万円以上買い物するならルミネカード
筆者はインターネットで極力買い物を済ませたい派ですが、自分の洋服はサイズ感もわからないので年に数回セールの時期にまとめてルミネで買い物します。
その際に絶対に持っておかないと損をするのがルミネカードです。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 953円 | 1.0% | JREポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
– | – | – | 無料 |
ルミネカードの特徴はというと、
・初年度の年会費無料、次年度も953円と維持コストが安い
・ルミネカードさえ持っていればいつでも5%オフ
・年に数回のセール期間はルミネカードで10%オフ
とにかく、元が一瞬で取れるカードです。
10%オフのセール期間中に10,000円の買い物をすれば1,000円引きとなります。これだけでルミネカードの元は取れてしまいます。

まとめ
こちらの記事は随時、更新していきます。
筆者が本当に作ったおすすめのカードだけの紹介ですので、ぜひ参考にされてくださいね。