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【知識講座③】クレジットカードの審査とは何をされるの?

クレジットカードの知識講座3回目はクレジットカードの審査についてです。

前回の記事をまだ読んでいない人は一緒に読んでおくと、より理解が深まるでしょう。

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クレジットカード審査の仕組み

クレジットカードに初めて申し込みをするときには「審査ってなにをするの?」「落ちたらどうなるの?」など不安がつきものです。クレジットカードの審査とは大まかに3STEPに分かれて行われます。

  1. スコアリングによる自動審査
  2. 担当者による個別審査
  3. 個人信用情報機関との照会

これらの項目を経て、最終的にクレジットカードの審査可否が決定する仕組みとなっています。これらの各STEPにおいてどんな審査でどういった項目を見られているのかを理解することでクレジットカードの審査に関わる不安も払拭されると思うので一つずつ詳細を記載していきます。

スコアリングによる自動審査

クレジットスコアリングは、「スコアリングシステム」とも呼ばれます。いわゆる通信簿のようなもので、ユーザーの入力項目に基づいて各社の基準によってコンピューターが自動で点数化することで24時間365日フル稼働で与信可否を判断することができます。100点満点でユーザーに点数をつけているイメージを持っても良いでしょう。主に顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化します。これによってつけられるスコア基準は各社によって異なります。例えば70点以上ないと審査が通過できないクレジットカード会社もあれば40点でもある項目が問題なければ審査通過となる場合もあります。クレジットカードには相性があると言われているのはクレジットスコアリングが影響しているためです。

担当者による個別審査

審査時間のスピードを重視しているクレジットカード会社においてはこの項目自体がない場合もあるそうですが、基本的にはスコアリングによる自動審査を100%信用するわけではなく、最終的には担当者の目視でチェックし項目に沿って問題がないか確認する場合があります。この段階で最終的に審査に通らなくなる方もいれば、スコアリング上では審査に落ちたが担当者判断で審査通過する場合もあるそうです。審査スピードが早い(個別審査を行っていない可能性が大)クレジットカード会社はACマスターカードエポスカードになります。

ACマスターカード

ACマスターカード
国際ブランド
MasterCard
対応電子マネー


年会費ポイント還元率ポイント名
初年度2年目~
無料無料
発行スピード限度額マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短1時間最高300万円

エポスカード

エポスカード
国際ブランド
VISA
対応電子マネー
アップルペイ


年会費ポイント還元率ポイント名
初年度2年目~
無料無料0.5%エポスポイント
発行スピード限度額マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短即日0.25%無料
ETCカード

個人信用情報機関との照会

クレジットカード会社は、ユーザーに対する適正な審査&与信判断のために、個人信用情報機関に加盟しています。個人信用情報機関には、各人のクレジット利用履歴が登録れており、後述していきますが、それを見れば様々なことが分かります。審査時、どれくらいの与信が出来るかを判断する為の一材料として、クレジットカード会社は最低一つは個人信用情報機関に加盟しています。他社のクレジットカード審査に落ちた際に他のクレジットカードの審査も落ちた場合には、この個人信用情報機関で申し込み履歴が共有されているためです。多くのクレジットカードはCICと全銀協の2つに加盟しており、これはつまり1つのクレジットカードを申し込めば他のクレジットカードの申し込み時でも履歴がすべてバレているということになります。ただしアコムの発行するACマスターカードは独特で、発行元のアコムが消費者金融であることから照会先がJICCという他のクレジットカードの照会先とは異なる期間になっています。そのためまずはクレジットカードを1枚作りという方には申し込みをしてみる価値のあるクレジットカードとなっています。

ACマスターカード

ACマスターカード
国際ブランド
MasterCard
対応電子マネー


年会費ポイント還元率ポイント名
初年度2年目~
無料無料
発行スピード限度額マイレージ
還元率(最大)
ETC年会費
最短1時間最高300万円

CIC(シー・アイ・シー)

CICはクレジット会社による共同出資によって設立された個人信用情報機関になります。クレジットカード会社内で最も多く加盟されている会社です。消費者金融系のクレジットカード会社は加盟していない所もありますが、銀行系・信販系・流通系等はほぼ全てがCICに加盟しています

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)

全銀協は銀行系のクレジットカード会社が加盟しています。また、外資系のクレジットカード会社の一部もこちらに登録しています。

日本信用情報機構(JICC)

JICC主に消費者金融系のクレジット会社が加盟しているのがJICCです。メインはカードローンの審査機関であるため、なかなかクレジットカードの審査において個人信用情報機関に用いられることは少ないです。

クレジットカードの支払いが遅れるとどうなる?

クレジットカードとは名前の由来がcredit(信用)カードと言うように、実際にユーザーへ請求へ行くのは翌月以降になるため一時的にクレジットカード会社が支払ったお金を建て替えてくれます。そのため、請求日になってユーザーからお金が支払われないとクレジットカード会社は損をしてしまいます。(そのリスクを回避するために入会審査があるわけです)しかし、例えばクレジットカードの請求日に口座にお金を入れ忘れてしまい引き落としができなかった、など意図せずに支払いが遅れてしまうケースは存在します。そうなるとどうなってしますのでしょうか。

クレジットカードの使用が一時的に止められる

クレジットカードによって異なりますが、概ね月末締めの翌月10日or25日請求が基本のサイクルとなっています。例えば、1月に30,000円を合算で利用した場合、2月10日もしくは2月25日に指定の口座から30,000円が引き落としされます。このときに残高不足だった場合、まずクレジットカード会社は次のクレジットカード使用ができないようにします。2月10日が引き落とし日だった場合は最短で11日からクレジットカードの使用が止められます。急にクレジットカードが使えなくなったなんて時には引き落としがきちんとできているのか確認するようにしましょう。

クレジットカード会社から催促のはがきや電話がくる

クレジットカード会社は使用を停止するだけでは損をし続けてしまいます。そのため、段階的にユーザーから引き落としが出来なかった分を請求するよう催促がきます。最も多いのがはがきで通達がくるパターンです。

クレジットカード会社からはがきもしくは封筒で催促状が自宅に到着します。開くと、”指定の期日に引き落としができませんでした。再度引き落としを○日に行うので入金しておいてください”といった記載があります。この通知がきたら必ずすぐに口座に記載の金額を入金するようにしましょう。それをさらに無視すると、遂にクレジットカード会社から電話が掛かってきます。知らない番号から突然の電話がきた場合、それはクレジットカード会社からかもしれません。

筆者が実際にクレジットカード会社から電話がきた体験談

ここまでくると、クレジットカードの使用停止はもちろん、場合によっては強制解約や最悪の場合は裁判沙汰になる可能性もあります。ただし相手も会社です。一番の目的はお金の返済なので、今月はどうしても厳しい、、、○日まで待ってほしいといった事情がある場合には、正直に電話で相談するようにしましょう。

クレジットカードヒステリー(クレヒス)に傷がつく

クレヒスという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。クレヒスとはクレジットカードヒステリーの略で、「クレジットカードの使用履歴」になります。前述したとおり、クレジットカード会社はユーザーの返済履歴やカードの作成有無を個人信用情報機関で連携しています。例えばクレジットカードを3枚持っていて、AとBのクレジットカードでは問題なく使用していてもCというクレジットカードで返済が滞っていたりするとAとBの会社もそのことを知ることができます。これによってAとBのクレジットカードが使えなくなるということはありませんが、新たにDのクレジットカードを作るときや住宅ローンなどを新しく契約するときに不利になります。

支払い遅延の信用を取り戻すには

では一回失ってしまった信用情報は取り戻すことができないのでしょうか。結論から言うと完全に消すことはできません。それが履歴なのでどうしても残ってしまいます。ただし、その後にきちんと返済を繰り返していれば新しい情報が上書きされていくので、数百回の使用の中で過去の1回の支払い遅延を理由に落とされることは確立としては少なくなっていきます。冒頭でもお伝えしましたがクレジットカードは信用の上に成り立っている仕組みです。信用を取り戻すには信用されること(=返済)を繰り返すことがなによりも重要なのです。その時間がなくて直近で支払い遅延をしてしまったがもう一枚のクレジットカードを作りたいという人は、管理人おすすめのACマスターカードであれば、現在お使いのクレジットカードの種類によっては審査に通るかもしれません。

ACマスターカード

ACマスターカード
国際ブランド
MasterCard
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初年度2年目~
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次回はクレジットカードをもつメリット・デメリットについて解説していきます。

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小林 麒麟
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キリクレ-キリンのないクレジットカードのすべて-のサイト管理者。クレジットカードに関わる業務に長年関わってきた経験を活かして、現在ではクレジットカードプランナーとして働く傍らで当HPにて記事を執筆中。