クレジットカードを選ぶときに以外と悩むのが、「家族カードの発行ができるか」です。
家族カードの年会費が別途かかるようなクレジットカードの場合、本会員の年会費に加えて家族カード分も掛かってきますので十分に検討した上での作成が重要となります。
今回は数多くあるクレジットカードの中から、
- 家族カードの年会費が無料の家族カード
- 家族カードの発行枚数が多いクレジットカード
- 家族カードの特典が付いているクレジットカード
をご紹介していきます。
以外と知名度は高くないけども優れたクレジットカードもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家族カードを発行するときの注意点
まず、おすすめの家族カード付きクレジットカードをご紹介する前に注意点についておさらいしておきましょう。
本会員と家族カードで特典に違いがあるクレジットカードがある
家族カードを発行できるクレジットカードの中には、家族カードを作ると損をしてしまうクレジットカードがあります。
基本的にクレジットカードには、いくつかのサービスが付帯されています。
【本会員に付与される特典】
- ポイント還元率
- 旅行保険
- ショッピング保険
- 継続ポイント
しかしながら、家族カードを発行するとその特典の一部が付いてこないクレジットカードが存在します。
【家族カードに付与される特典】
- ポイント還元率
- 旅行保険・・・ない場合あり
- ショッピング保険・・・ない場合あり
- 継続ポイント・・・ない場合あり
こういった家族カード付きのクレジットカードを作ってしまうと、思ったよりポイントが貯まらないなど損をしてしまうケースもあるので事前に「家族カードの特典」についてもしっかりと確認しておきましょう。
本会員 | 家族会員 | |
年会費 | 無料 or 有料 | 無料 or 有料(※本会員より年会費が抑えられているケースがほとんど) |
ポイント還元率 | 0.5%~10% | 0.5%~10%(※本会員と変わらないケースがほとんど) |
旅行保険 | カードによってはあり | カードによってはあり |
ショッピング保険 | カードによってはあり | カードによってはあり |
継続ポイント | カードによってはあり | カードによってはあり |
生計を同一にしない家族以外は家族カードを発行できない
家族カードには発行条件がいくつかあります。
基本的には各社条件は一緒になっており、「生計を同一にする家族であること」です。
これがどういうことかというと、同棲していても彼氏や彼女の家族カードは発行することができません。また、名字が異なる場合にも作成することはできないので、親戚などの分は作ることができないということになります。
・家族カードを発行できるのは同じ住所に住んでいる家族のみ
・彼氏や彼女は家族カードを作れません
・名字が本会員と同じである必要があります
家族カードを発行するメリット
ポイントが家族まとめて貯まる
複数のクレジットカードを家族みんなでそれぞれ使った場合、ポイントは各カードにバラバラに貯まってしまいます。
家族カードの場合、本会員と同一のポイントとして貯まるので家族全員分の利用額が1つのポイントとして貯まります。
効率的にポイントを貯められて、貯まったポイントは各種商品に交換できます。
請求を一緒にできる
家族カードと本会員は請求が一緒になります。そのため、家族の誰かがカードを使いすぎる心配もありません。明細も各カードごとに記載されているので、一目で使いすぎを確認できます。
年会費が通常のクレジットカードより安い
年会費有料のクレジットカードの場合、家族がバラバラで作るよりも家族カードの方が年会費は圧倒的に安く抑えられます。
クレジットカードの年会費はカードによってさまざまですが、10,000円前後掛かるものが多いなかで家族カードであれば1,000円未満で発行可能なのでお得です。
家族カードの審査は甘い
家族カードの発行には所定の審査がありますが、本会員の審査とは異なります。
そのため通常のクレジットカードの審査よりもずっと審査は甘いと言われており、俗にいう審査落ちといったことはほとんどありません。
もし家族のなかに過去の延滞などでブラックになってしまった人がいる場合、家族カードとしてクレジットカードを持たしてあげるのも手です。
家族カードを発行するデメリット
利用限度額は本会員と同一金額内になってしまう
利用限度額は家族カードの発行枚数分だけ増えるわけではありません。そのため本会員の限度額が100万円で家族カードを追加で2枚発行した場合、家族3人で100万円が限度額となります。
限度額に達してしまうと、すべてのクレジットカードが使えなくなってしまうので家族同士で使いすぎには気をつけなくてはなりません。
支払いが遅延すると家族カード分全員のカードが使えない
家族カードで利用した分も請求は本会員に合算されるため、本会員だけが使った金額よりも多く請求されることがほとんどとなります。
そのため、口座にしっかりとお金を入れていないと引き落としできずにカードが利用停止になってしまうリスクもあるので注意が必要です。
もし支払いが遅延してしまうと、本会員も家族カードについても支払い確認が行われるまでカードが使えなく困ってしまいます。毎月、利用明細を確認して口座への入金は不足がないようにしておきましょう。
請求明細は一緒になるので、家族カードの利用分がバレる
メリットの裏返しになりますが、どの家族カードがいくらの利用があったかは明細に記載されます。そのため、本会員に内緒で買い物に利用しても毎月の請求明細でバレてしまうリスクはあります。
もし利用分を家族に知られたくないのであれば、家族カードではなく別のクレジットカードを新たに申し込みする必要があります。
家族カードでおすすめのクレジットカード5選
本会員も家族カードも年会費が無料のクレジットカード
本会員も家族カードも年会費が掛からないクレジットカードであれば、維持コストはかかりません。最低限の機能を求める人向けのクレジットカードをご紹介します。

年会費は本会員、家族カード会員ともに永年無料。ポイント還元率は常に1.0%以上、入会後6ヶ月は還元率が2.0%にアップ。iDとQUICPayの搭載でコンビニやスーパーなどでスピーディーにお買い物ができます。
本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 3枚まで |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚まで |
本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 2枚 |
家族カードの年会費が無料かつポイント還元率が1%以上のクレジットカード
年会費が無料のクレジットカードの中にも高還元率のクレジットカードは存在します。あまり数は多くありませんが、おすすめのクレジットカードをご紹介します。家族カードでも決済額が多くなる予定がある方におすすめです。

年会費は本会員、家族カード会員ともに永年無料。ポイント還元率は常に1.0%以上、入会後6ヶ月は還元率が2.0%にアップ。iDとQUICPayの搭載でコンビニやスーパーなどでスピーディーにお買い物ができます。
本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 3枚まで |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚まで |
本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 2枚 |
家族カードの発行が2枚以上できるクレジットカード
お子さんと配偶者など、2枚以上の家族カードを発行できるクレジットカードはかなり限られてきます。ただし家族みんなで1枚のクレジットカードを持てればポイントもどんどん貯まりやすくなるので、複数枚の発行を考えている人におすすめのクレジットカードをご紹介します。

年会費は本会員、家族カード会員ともに永年無料。ポイント還元率は常に1.0%以上、入会後6ヶ月は還元率が2.0%にアップ。iDとQUICPayの搭載でコンビニやスーパーなどでスピーディーにお買い物ができます。
本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 3枚まで(すべて無料) |

本会員の年会費 | 10,000円(※インターネット経由の申し込みで初年度無料) |
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家族カードの年会費 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |

本会員の年会費 | 10,000円 |
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家族カードの年会費 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |

本会員の年会費 | 29,000円 |
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家族カードの年会費 | 1枚目無料、2枚目以降12,000円 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚目無料、2枚目以降12,000円 |

本会員の年会費 | 3,000円(※初年度無料、25歳以下なら年会費無料) |
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家族カードの年会費 | 1,000円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
家族カードの発行可能枚数 | 4枚 |

本会員の年会費 | 10,800円 |
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家族カードの年会費 | 1枚目:無料、2枚目以降:1,000円 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.50% |
家族カードの発行可能枚数 | 2枚 |
家族カードに旅行保険が自動付帯で付いてくるクレジットカード
クレジットカードに付帯している旅行保険には自動付帯と利用付帯の2パターンがあります。利用付帯とは、そのクレジットカードで航空券などの購入を行った場合のみ付帯となるサービスのことで、自動付帯であればクレジットカードを持っているだけで保険が適用されます。家族カードに自動付帯の旅行保険があれば持っているだけで安心です。

本会員の年会費 | 無料 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

インターネット申し込みで初年度年会費無料かつ最短3営業日発行も可能。セブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドでカード利用するとポイント5倍。日常使いや海外利用でも安心。ICチップ搭載のセキュリティ万全なカード。
本会員の年会費 | 1,350円 |
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家族カードの年会費 | 初年度無料、次年度400円 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.50% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |


本会員の年会費 | 10,000円 |
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家族カードの年会費 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚目無料、2枚目以降1,000円 |

本会員の年会費 | 10,800円 |
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家族カードの年会費 | 1枚目:無料、2枚目以降:1,000円 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.50% |
家族カードの発行可能枚数 | 2枚 |

本会員の年会費 | 3,000円(※初年度無料、25歳以下なら年会費無料) |
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家族カードの年会費 | 1,000円 |
ポイント還元率 | 0.5% |
家族カードの発行可能枚数 | 4枚 |
家族カードも空港ラウンジが使えるクレジットカード
家族で旅行に出掛ける際に家族全員でラウンジでゆっくりできるよう、プライオリティ・パスが家族カードにも付帯しているクレジットカードのみを集めました。

本会員の年会費 | 50,000円 |
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家族カードの年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~2.50% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 12,000円(※初年度無料) |
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家族カードの年会費 | 6,000円 |
ポイント還元率 | 1.0% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |

本会員の年会費 | 10,000円 |
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家族カードの年会費 | 500円 |
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% |
家族カードの発行可能枚数 | 1枚 |
家族カードを発行するときのQ&A
カードの暗証番号は個別に設定できますか?
家族カードごとに暗証番号を個別に設定することが可能です。家族カードの申し込み時に暗証番号を入力する項目があるので、そこで設定しましょう。
家族カードの申し込み方法は?
クレジットカードによって異なりますが、本会員の作成時に一緒に家族カードの申し込みができるものと本会員のクレジットカード審査が通過してから会員ページ経由で家族カードの申し込みをする2パターンがあります。
家族カードは何歳から持たせられる?
家族カードは家族であれば誰でも持てるわけではありません。
お申し込みの対象は生計を同一にする配偶者、親、子供(18歳以上、高校生除く)に限ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は”家族カードでおすすめのクレジットカード5選!メリット・デメリットや選ぶコツも教えます”についての記事でした。
家族カードは正しい選び方をすれば、安い年会費でクレジットカードの機能を家族みんなで使うことができます。
しっかりと自分に合ったクレジットカードを選びましょう。