ちまたにクレジットカードは何百種類とありますが、その中でも多くの人が選ばれる条件のもっとも多いものはポイント還元率の高いカードです。
実際にJCBが過去にとった統計では、メインカード、サブカードともに選ばれた理由の1位がポイントやマイルが貯まることでした。

そこで今回は、クレジットカード専門家の筆者が選ぶ、ポイント還元率の高いクレジットカードをまとめたのでご紹介していきたいと思います。
どれもおすすめのクレジットカードばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ポイント還元率の高いクレジットカードの定義とは?
ポイント還元率の高いクレジットカードをご紹介する前に、「ポイント還元率の高い」定義についておさらいしていきましょう。
楽天カードに代表される一般カードの平均的なポイント還元率は軒並み「1%」とされています。
つまり、100円使うごとに1円分のポイント還元がされます。

これより還元率が高いカード、つまり還元率が1.0%以上のカードが高還元率カードというわけです。
それではこれより、この定義に見合う高還元率カードをご紹介していきたいと思います。
第一位:オリコカードザポイント
まずご紹介したいのが、オリコカードザポイントです。
このカードの最大の特徴はオリコモールを経由したときのポイント還元率の高さにあります。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0%~2.0% | ORICOポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) | ETC年会費 |
– | – | – | 無料 |
オリコカードザポイントの年会費とポイント還元率
オリコカードザポイントの年会費はずっと無料。ポイント還元率は通常時で1%です。
オリコカードザポイントで高還元率のポイントをもらう方法
オリコカードザポイントは通常時は1%となりますが、高還元率カードとなる2つのポイントがあります。
- 入会後、半年間はポイント還元率が2%に
- オリコモール経由でポイント最大17.5%に

作ってから最初の半年間はどんな買い物であっても、ポイント還元率が2倍になります。年会費無料でポイント還元率2%は他のカードにない高還元率となっていますので、この時期に合わせて買い物を集中させるといいでしょう。
さらに、オリコモールというポイントモール経由で買い物をするだけでポイント還元率が最大17.5%となるわけですが、このオリコモール経由で使えるお店が、他のクレジットカードよりも優秀となっています。

アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングといった、普段よく使うショッピングサイトでもオリコモールを経由するだけでポイント還元率が上がる仕組みとなっています。
もし、入会半年以内にこれらのショッピングサイトを利用した場合、ポイント還元率はこのようになります。
- アマゾン:2.5%
- 楽天市場:最大16%
- ヤフーショッピング:2.5%
これだけのポイントをもらえて、オリコカードザポイントは年会費無料となっているわけです。お得に貯めたい人たちがこぞって作るのも納得のクレジットカードと言えるでしょう。
第二位:JCB CARD W
日本発祥の国際ブランド、JCBが2017年に新登場させたクレジットカードがJCB CARD Wです。
名称にも付いている「W」がポイントの貯まりやすさがW(2倍)ということを指しているくらい、期待の高還元率カードとなっています。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0%~2.5% | OkiDokiポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) | ETC年会費 |
最短3営業日 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 無料 |
JCB CARD Wの年会費とポイント還元率
JCB CARD Wの年会費もずっと無料。ポイント還元率は通常のJCBカードが1%なのに対して2倍の還元率2%となっています。
JCB CARD Wで高還元率のポイントをもらう方法
還元率2%でも十分に高還元率ですが、このカードのすごいところはそれだけではありません。ネットショップやスターバックスなどの有名店舗では優待店ボーナスとして、さらにポイントが貯まりやすくなる仕組みがあります。
この優待店ボーナスがもらえるお店は代表的なところでこれだけあります。
- スターバックス:ポイント10倍
- セブンイレブン:ポイント3倍
- アマゾン:ポイント3倍
- 昭和セル石油:ポイント2倍
もちろん、これらの優待店ボーナス以外に通常ポイントももらえる仕組みとなっていますので、それらを合算するとポイント還元率は驚異の最大11%となります。
- スターバックス:還元率11%
- セブンイレブン:還元率4%
- アマゾン:還元率4%
- 昭和セル石油:還元率3%
さきほどのオリコカードザポイントのアマゾンのポイント還元率が2.5%となっていますので、アマゾンをよく使う人やスターバックスの利用が多い人にはぜひおすすめしたいカードとなっています。
第三位:楽天カード
冒頭で還元率1%の代表カードとして楽天カードを紹介させていただきましたが、このカードも使い方によっては高還元率カードとなるのでおすすめしたいカードとなっています。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0%~4.0% | 楽天スーパーポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) | ETC年会費 |
公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 0.5%~2.0% | 540円 |
楽天カードの年会費とポイント還元率
楽天カードの年会費はずっと無料。ポイント還元率は通常時で1%です。
楽天カードで高還元率のポイントをもらう方法
楽天カードでポイントを大量にもらうには、楽天市場などのサービスで使うことがメインになってきます。
楽天市場や楽天トラベルで楽天カードを使えば、ポイント還元率は3~4%と一気に高還元率カードとなるわけです。
また、このカードの最大の特徴はキャンペーンが随時行われることです。
2019年4月8日まで限定で楽天ペイアプリの利用でポイント40倍、還元率20%

期間限定となってしまいますが、今なら楽天カードを楽天ペイアプリに設定し、お支払いするだけでポイント還元率が20%という他のカードを遥かに上回る超高還元率カードとなります。
こういったキャンペーンはすぐに新しいものが開催されますので、入会キャンペーンのポイントと合わせて、とりあえず作っておくのもいいでしょう。
第四位:リクルートカード
最後におすすめしたいのが、リクルートの発行するリクルートカードです。このカードをおすすめできる人はずばり、余計なことを考えたくない人です。
ここではこのカードを使って、、、などという使い分けができない人にこそ、リクルートカードの魅力が詰まっています。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.2% | リクルートポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) | ETC年会費 |
– | – | 0.6% | 無料 |
リクルートカードの年会費とポイント還元率
リクルートカードも年会費無料。ポイント還元率は常に1.2%となっています。
リクルートカードで高還元率のポイントをもらう方法
リクルートカードは、ここで使うとポイント還元率が極端に跳ね上がるというものはありません。
しかし逆に言うと、期間限定やお店の指定などもなく、常にポイント還元率が1.2%というのは他のカードにない強みとなっています。
普段からクレジットカード払いをしようとすると、たくさんのお店で使う機会があります。
そしてその度にクレジットカードを使い分けることは、簡単なように思えて難しいものです。
しかしリクルートカードであれば、そういったことを考えずに使えばいつでも常に1.2%の高還元率を受けることができます。
そういった意味では万能なクレジットカードと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
2019年最新版!ポイント還元率が高い高還元率カードをご紹介してきました。
特定のお店や入会後の特定の期間だけ、ポイント還元率が高くなるクレジットカードから、常にポイント還元率が高いカードまで、様々な特徴があることをお分かりいただけたかと思います。
今回ご紹介したクレジットカードはすべて、年会費がずっと無料のカードのみとなっています。
上手に使い分けすることで、ポイントは今までよりも格段に貯まりやすくなるかと思いますので、自分に合ったクレジットカードを作るようにしましょう。