三井住友クラシックカードは、三井住友カードが発行するクレジットカードです。
デザインはギリシャのアテネにあるパルテノン神殿をモチーフとしており、非常にかっこいい印象です。

三井住友クラシックカードの特徴として、一般カードでありながらもゴールドカードやプラチナカードと遜色なく三井住友カードのサービスを使うことができます。
そのためまずクレジットカードを一枚作りたいというときには、おすすめしたいクレジットカードの一つです。
また、郵送であればカードを作るのに通常2週間前後かかりますが、インターネットからの申し込みで最短3日で発行することもできるので申し込みはインターネット経由がおすすめです。
海外旅行が近く迫っているという急ぎの方にもベストなクレジットカードです。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 1,350円 | 0.5%~1.0% | ワールドプレゼントポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短3営業日(※インターネット申込の場合) | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 無料(※次年度以降は前年に利用があれば無料) |
目次
顔写真入りのクレジットカードが作れる

日本のクレジットカード会社の中で唯一、顔写真入りのカードを発行できます。
海外では身分証明書にパスポートを使うことが多いので、「ID(身分証明書)を提示してください」と言われたときに、パスポートでなく、三井住友クラシックカードの提示で対応ができます。
特に海外旅行ではパスポートを持ち歩くのはなにかと不安ですが、事前に顔写真入りのカードを発行しておけば、そんな心配もないので安心ですね。
2年目以降も年会費無料にする条件は意外と簡単
年会費は初年度はインターネットからの申し込みであれば無料、自動リボ払い「マイ・ペイすリボ」の登録で翌年以降も年会費が無料になります。
年会費が有料だと敬遠しがちな方もいらっしゃると思いますが、安定した上で安心なサービスを使える三井住友クラシックカードは持つに値すると筆者は感じています。
三井住友クラシックカードのメリット
国際ブランドのVISAなら世界中どこでも使える
三井住友クラシックカードは決済ブランド「VISA」のマークが書かれた加盟店なら利用できます。
磁気読み取りの上でサイン決済の他、ICチップが搭載されているので暗証番号の決済も使うことができます。
VISAでは、世界200カ国以上、4000万店以上の加盟店が存在するので日本国内のみならず、世界中で使えるので海外旅行の際には必要以上に現金を持ち運ぶ必要もありません。
キャッシング枠を設定していれば、日本国内で現金が必要になった場合、コンビニのATMでキャッシングサービスを利用できる他、海外でも「VISA」マークのあるATMで現地通貨を安価な手数料で入手可能です。
電子マネーのIDやApple Payも使えて便利
また、「iD」という電子マネーを内蔵したクラシックカードを選択した場合、コンビニやファストフード店の「iD」マークがある店舗でかざすだけで決済が可能です。
また、iPhone 7以降のiPhoneでは三井住友クラシックカードを「Apple Pay」に登録もできます。これも、「iD」ブランドの店舗で決済する他、Webサイトなどで指紋認証システム「Touch ID」で代金の支払いを行えます。
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海外旅行保険とショッピング補償も付帯サービスで付いてくる
海外旅行保険も最高2000万円で付帯しています。
ただし、三井住友クラシックカードに付帯する保険だけでは、海外旅行の際に発生したトラブルには金銭面で対応することが難しいので、別途、保険会社と直接契約し海外旅行傷害保険に加入することをおすすめします。
それに加え、海外での利用もしくはリボ・分割払いの場合、最高100万円のショッピング補償もついてきます。
これは、購入日より90日間以内で、購入した商品の破損や盗難による被害の補償を受けられます。
カード紛失・不正使用などの対応もスムーズです。筆者も三井住友クラシックカードを不正利用されたのですが、カードデスクの対応もスムーズでした。
三井住友クラシックカードの審査
三井住友クラシックカードは、学生を除いて、比較的審査が厳しいと言われています。
今までクレジットカードを持ったことのない30代の方や、年収が平均よりも低い方は審査に落ちる可能性が高いとされています。
というのも、三井住友カードでは他社で定期的に使っていて、かつ支払い遅延がないというクレジットヒストリーの情報を信用情報機関から確認します。
これにより、30代でクレジットカードを今まで持っていたことがない方は、他社で支払い遅延などの事故を20代で起こし、信用情報機関の情報がクリアになったため申し込んだと勘違いされることが多いため、審査に通ることが難しいと言われています。
また、年収が平均よりも低いとされる方の審査が難しい理由は、「クレジットカードの支払い」を定期的にすることが難しいと三井住友カード側が推測するためだと思われます。
ただし、学生の申し込みは信用情報機関に何もデータがない、もしくは支払い遅延などがなければ、審査に通ることがほとんどです。
理由は、学生は親権者から援助を受けて大学や専門学校に通うとされ、親権者が学生の支払い能力を支えているからということもあります。
学生にも三井住友クラシックカードはおすすめ
学生が初めて持つクレジットカードは三井住友クラシックカードをおすすめします。
社会人では年会費は初年度のみ無料ですが、学生は在学中の間は条件関係なく無料で保有できます。
学生でも「iD」、「Apple Pay」を使え、長期休暇中の旅行はもちろん、日常生活の支払いにも便利です。
ただし、学生の間は限度額が10万円(親権者の同意があれば30万円)となります。
大きな買い物をしたいという方は、サポートデスクに問い合わせて、一時増枠を行えば、決済する可能性も高くなります。
三井住友カードでは、学生に「デビュープラス」カードをポイントの特典から勧めていますが、「iD」搭載カードを発行できるのは三井住友クラシックカードのみです。
使い方に合わせてどちらのカードを選ぶか変えるようにしましょう。
三井住友VISAデビュープラスについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

まとめ
三井住友クラシックカードはバランスのよいクレジットカードで、欠点がないバランスのよい一枚と言えます。
また、大手の三井住友カードが発行しているVISAのプロパーカードでもあるので、どこで使っても恥ずかしくないカードとなっています。
三井住友クラシックカードには、ゴールドカードとプラチナカードもあるのでインビテーションを目指して持っておくのもありだと思います。