クレジットカードって平均で何枚所有しているかご存知ですか?
ある統計では、一人あたり平均3.2枚のクレジットカードを所持しているそうです。
■ クレジットカードの保有率は84%。平均保有枚数は3.2枚。
クレジットカード保有率は2012年から減少傾向がみられたが、2016年は昨年と同程度の84%で
あった。
男女20代、男性30代の保有率は他の年代と比べて低く、80%を下回る。
一人あたりの保有枚数は平均3.2枚、携帯枚数(実際に持ち歩くクレジットカードの枚数)は平
均2.0枚で、どちらも昨年と同程度であった。
参考:http://www.global.jcb/ja/press/news_file/file/20170217.pdf
この数値をみて、以外と多いなと思った方は損をしている可能性があります。
今回は実際にクレジットカードを5枚所持している筆者が、クレジットカードの複数枚持ちを推奨する理由についてご紹介していきます。
大げさなことを言うようですが、クレジットカードを複数枚以上持っている人は持っていない人に比べて人生をハッピーに過ごせると断言できます。
目次
クレジットカードの複数枚持ちをおすすめする理由
筆者が実際に今回の記事を書こうと思った理由は、自身が5枚のクレジットカードを所持しているのに周囲の人間は持っていて1枚、持っていない人もいると気づいたためです。
そして、そういう人に話を聞いてみると、「よくわからないから作っていない」といった理由が多くを占めていました。話を進めていくなかで損をしているなーと思う部分もあったので、今回はそこら辺を重点的に解説していきたいと思います。
使えるお店が増える
大前提として、クレジットカード利用は積極的に行った方が絶対にお得です。
その理由は現金は支払いをしてそれで終わり(等価交換が大前提)ですが、クレジットカードは等価交換ではなくそこにポイント付与が付くので支払った価値以上を得ることができます。
その上で現金払いからクレジットカード払いにシフトしていくことが理想的となりますが、身の回りのすべてをクレジットカード支払いにする際にはクレジットカード1枚では何かと難しい問題がおきます。
それは、国際ブランドによって対応している店・対応していない店が存在するためです。
今お使いのクレジットカードの国際ブランドがVISAなら、VISAに対応していない加盟店での支払いは現金を使わざるをえません。
しかしクレジットカードを複数枚所持しており、国際ブランドを分散して持っていればVISAに対応していないところではクレジットカードBで支払う、などといったことが可能になるわけです。
これは、クレジットカード1枚ではできない方法になります。
利用シーンによってカードは使い分けた方がポイントが貯まる
クレジットカードには向き・不向きがあります。この世にクレジットカードが数多く存在するのもそれが理由です。
例えば、ENEOSカードはガソリン代をクレジットカードで使うことでガソリン代金が数円/リッター安くなるので、他のクレジットカードのポイント還元率1%とかよりも断然お得になります。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 1,250円(※エネオスカードSは前年度の利用で次年度も無料) | 0.6%~3.0% | 公式サイト参照 |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) | ETC年会費 |
公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | 無料 |
しかし、ENEOSカードをローソンの支払いに利用したとしても、それはただのポイント還元率にしかならないので1%程度です。
ローソンでの買い物はENEOSカードではなく、dカードを使えば5%のポイント還元を得られます。
例として上げたように、クレジットカードには向いている使い方と向いていない使い方があります。なので、一概にこのカードが絶対に最強というのは存在しないのです。
ユーザーの利用シーンによってお得なクレジットカードを使い分けることが、得をするために最も重要となってきます。
こういった各カードの強みを活かしたクレジットカードの使い分けをするためには、複数枚のクレジットカード所持はマストです。
作るだけで実質お金がもらえる
クレジットカードによっては新規ユーザーを獲得するために、積極的に新規入会キャンペーンを実施しています。
これは、クレジットカードを作るだけで6,000円分のポイントをプレゼントなどが含まれるのですが、年会費無料のクレジットカードでもよく行っています。
ということは、クレジットカードを年会費無料で作るだけで実質お金をもらっているのと同じというわけです。
クレジットカードには、提示するだけで各種サービスが割引になるものもあるので、そういった意味でもクレジットカードを持てば持つだけお得になるというのはわかるかと思います。
信用履歴が溜まっていく
クレジットカードを使うことで、信用履歴(クレヒス)が溜まっていきます。
クレヒスというのは、実際にこのユーザーはきちんとお金を返しましたよといった履歴であり、新しくローンを組む際に各社が参考にする指標でもあります。
クレジットカードを全く使わないと、このクレヒスというのは貯まらないので会社側としては本当にこのユーザーを信用して良いのか、証拠がまったくない状態になってしまいます。
Aさんはクレジットカードをまったく使わない、Bさんはクレジットカードを5枚持っており毎月10万円ずつ利用してきちんと返済している。このAさんとBさんが新しくマイホームを購入しようとしたとき、どちらの方にお金を貸せるでしょうか。
一見Aさんかとも思えますが、返済履歴がないなかでは判断する術がないので、実はBさんの方が優良なユーザーとして認められます。
こういった例は極端かもしれませんが、自分の信用情報を高めるにはきちんと返済できる範囲内でクレジットカードを複数枚使い、クレヒスを貯めることが重要です。
会員サービスを使い分けることができる
クレジットカード各社はポイント還元以外にも、利用ユーザーに対して会員サービスを用意しています。
例えば、エポスカードは全商品が10%オフになる限定セールに参加することができます。
またアメックスは会員限定でレストランの2名以上利用のときに1名分無料になります。
このように、クレジットカードによって会員サービスの強みは異なってきますので、そのサービスがあるクレジットカードをそれぞれのタイミングに合わせて使い分けることで優遇された生活を送ることができます。
クレジットカード複数枚持ちで人生がハッピーになる理由
クレジットカードを複数枚持つメリットをお伝えしてきましたが、それだけで本当に人生がハッピーになるの?とまだ信じていない方がいらっしゃるかもしれません。
5つにメリットを分けてご紹介してきましたが、すべてに共通しているのは機会の選択が増えるということです。
クレジットカードを持っているから絶対に幸せになれるというよりも、クレジットカードを持っていないと幸せになる選択肢すら開かない可能性があります。
そしてその道を選んだことで今までよりも幸福な人生を送れる可能性はでてきます。
クレジットカードすら持っていないと、そもそもの機会すら掴むことができません。
あなたなら、選択肢が多い人生と選択肢がない人生のどちらを選びますか?
まとめ
タイトルでも言っている「クレジットカードを複数枚持ちすることで人生がハッピーになる」ことは、筆者は大真面目に本当だと思っています。
もちろん、クレジットカードを複数枚持たない人は明確な理由があれば、それを否定するわけではありません。
しかし、理由もなくクレジットカードを持たないことほど、勿体無い話はないと思っています。
正しい知識を持った上でクレジットカードを使い分けることができれば、今後の人生はより豊かになります。
ぜひ今後のクレジットカードライフの参考にしてみてください。